2-C02 可食レンチキュラレンズデザインシステムの提案
2-C02 可食レンチキュラレンズデザインシステムの提案
吉本 健義,村上 崇斗,宮下 芳明(明治大)
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デモブースはこんな感じです!
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論文
概要
レンチキュラレンズは見る角度によって色や絵柄が変化する効果や,物体を消えているように見せる効果をもつ光学素子として広く知られている.これを可食素材で作製することによって,料理の見た目を大きく変化させる新たな食体験が実現される可能性がある.本稿では可食レンチキュラレンズの設計から作製までの一連のワークフローを支援するシステムを提案する.提案システムはレンチキュラレンズのデザインを行うソフトウェアと作製を行うハードウェアから構成される.ユーザは Rhinoceros/Grasshopper上に実装されたソフトウェアによるシミュレーションを通じてレンチキュラレンズの視覚効果を設計し,提案システムのハードウェアを用いて切断成形手法を用いたレンチキュラレンズの作製を行うことができる.また,本稿の中ではレンチキュラレンズを可食素材で実現することで可能となるアプリケーションについても示しており,可食レンチキュラレンズが切り拓くデザイン事例の可能性について述べる.
2日目14:45~ロングティザーでの発表を行います